マニフェストシステム
マニフェストシステムとは
排出事業者が産業廃棄物の処理を委託する際に、マニフェスト(廃棄物管理票)に、産業廃棄物の名称、数量、運搬業者名などを記載し、産業廃棄物の流れを自ら把握・管理する仕組みです。
- 産業廃棄物が適正に処理されたことを最後まで確実にチェックすることができます。
- マニフェストシステムを利用することにより、不適正は処理による環境汚染や社会問題になっている不法投棄を未然に防止できます。
この制度は、平成13年4月1日から一部の改正が行われ、排出事業者は産業廃棄物が適正に最終処分されたかどうかをこのマニフェストにより確認することを義務づけられました。
マニフェスト使用のポイント
- マニフェストを使用する上で、廃棄物処理法により定められた下記の事項を守ることが必要です。
- 産業廃棄物の種類ごと、行き先(処分事業場)ごとに交付する。
- 産業廃棄物の処理業者に引き渡す際に交付する。
- 排出事業者のマニフェスト交付担当者が、産業廃棄物の種類、数量、処理業者の名称等を正確に記載した上で交付する。
- 処理業者からの写しの交付があるまでは、マニフェストの控えを保管する。
- 処理業者から送付された写しを、送付を受けた日から5年間保存する。
電子マニフェストシステム導入
弊社では平成20年12月から電子マニフェストシステムを導入しています。
マニフェスト情報を電子データ化し、排出業者、収集運搬業者、処分業者の3者間でインターネットを利用し、情報処理センターを経由して共有するシステム。3者間でデータを共有することで、マニフェストの運用・管理が合理化できます。